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ボランティアに参加する方へ

Join volunteering

災害ボランティア活動に必要な手続き・持ち物などをまとめました。

特に初めて参加される方には具体的な活動をイメージしていただくのに役立つかと思いますので、ぜひご一読ください。

​保険への加入

災害ボランティアに参加する際は保険への加入が必須となります。

事前に各自で社会福祉協議会のボランティア保険にご加入ください。

クレジットカードがあればWebで申し込むことが可能です。

保険への加入

高速道路が無料になる方法

被災地にボランティアに行く際は高速料金が無料になることがあります。

詳しくは下記のページをご覧ください。

NEXCO東日本

NEXCO西日本

高速道路が無料になる方法
​必須の持ち物

必須の持ち物

・安全靴(無ければ最低長靴)

・ゴム手袋

・作業用革手袋

・防塵マスク

・長袖/長ズボン

・ゴーグル

・ヘルメット(帽子)

・虫除け

・日焼け止め​​

​・聖書

↓​こちらの画像も参考にご覧ください。

水害作業時の服装例
​あると便利な物

あると便利な物

  • 目薬:粉塵が目に入った時に手元にあると楽です。

  • 熱中症対策用タブレット/飴:夏は作業中も舐めることが多いです。屋外は直射日光、屋内はこもった熱気でサウナ状態になるので、大量の汗をかきます。手軽に塩分を補給できるタブレットや飴は重宝します。

  • 飲み物:現場に用意されている場合が多いですが、人数が多い現場では減りが早いので、自分でも用意しておくと安心です。

  • タオル/手ぬぐい汗を拭ったり、洗った手や顔を拭くのに必要です。砂埃や粉塵によってすぐ汚れてしまいます。洗いやすく乾きやすい手ぬぐいは何枚かあると便利です。

  • ウェストポーチ/ポケット付き前掛け:タブレットなどを入れておくのに便利です。作業中に身につけていて邪魔にならないものがおすすめ。

モデルケース:1日の流れ

モデルケース:1日の流れ

1日の流れのイメージです。作業現場や作業内容、天候、要請などにより大幅に異なる場合があります。

あくまで参考程度にご覧ください。

07:00

起床・準備

08:00

​ミーティング(ワーク内容、1日のスケジュール、注意事項など)

08:30

ベース出発(途中でコンビニに寄って車中で朝食)

09:00

現場到着・​ワーク開始

12:00

昼食(​近くのコンビニに買いに行く)

13:00

ワーク再開

15:00

ワーク終了・片付け

15:30

​近隣の温泉へ(ボランティアの人は無料になる浴場が多いです)

17:30

​ベース到着・振り返りミーティング

18:00

ベースにて夕食

19:00

片付け・明日の準備

20:00

フリータイム

21:00

​就寝(疲れているので早めの就寝)

ボランティア体験記

ボランティア体験記

2014.9/23

参加人数:11名(尼崎、京都、膳所、千葉、広島西、大和王寺)

活動場所:広島県広島市安佐北区可部東町

活動内容:泥だし、屋内・屋外清掃

 

〈活動の概要〉

8月に広島県広島市安佐北区を中心に集中豪雨が襲い、土砂崩れ170カ所、道路や橋梁への被害が290カ所、死者74人という、甚大な被害をもたらした。集会の兄弟2名が先に現地に入って活動をしているFHと連絡を取り、9月上旬に現地に赴く。そして被害の大きさとボランティアの必要性を感じ、祈りの中で諸集会においても活動を行うことに導かれる。

22日夕方、仕事を終えた兄弟姉妹が電車や車で広島に向かい、市内にあるFHの開設しているボランティアセンターに到着し、深夜であったのでその日は宿泊のみとなる。

 

翌朝、他教会から集められたボランティアの方たちと朝のミーティングを行う。FHボランティアセンター長のT氏によって開かれた聖書の箇所は、ヨブ記3:24だった。彼は最初の東北ボランティアの時にもボランティアセンター長を努めておられた方である。現地の説明によると、特に被害の大きかった安佐南区八木地区は、かつてその一帯が「蛇落地悪谷」(じゃらくじあしだに)と呼ばれていて、昔から地盤が緩く、雨が降ると土砂災害が頻発するような地域であることを示していたということだった。先人は地名に記憶を刻んでいたのだが、そのことを隠して宅地開発を進めてきた、人間の愚かさ、罪深さを知った。そしてミーティングの最後に祈りをもって一日の活動へ出発となった。

 

現地が近くなるにつれて、山に無数の土砂災害の痕跡があり、被害の大きさを感じた。私たちが作業したのは、テレビではあまり取り上げられない可部東という地区であった。

 

集会チームはKさんという方のお宅の清掃作業であった。つい数日前に自宅前の泥が撤去されたということをお聞きし、2軒隣のお宅は土砂崩れによって跡形もなく、3人家族のお子さんを消防士の方が助けようとした時に流されて亡くなられた現場があった。Kさんのお宅にも泥が入り込み、一人で掃除するには困難な家具を搬出しての拭き掃除や、家財道具の泥落とし、屋外の壁清掃等を分担して行う。午前中は私たちの作業の様子を見ながら表情が固かったKさんであったが、お話をしていくうちに午後からは積極的に指示を出して下さる等、心を開いて下さったことが嬉しかった。

最後は記念撮影、そしてKさんを含めて祈ることができて幸いであった。たった一日の作業であったが、これからいつ何時どこかで起こる災害に備えて、また新たな試みが与えられて感謝であった。

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